釈迦如来・・・・釈迦如来はブッダをモデルにした仏像です。ブッダは実在した人物で35歳のとき悟りを開きました。ブッダが弟子に説いた教えが現在の仏教のはじまりです。釈迦如来は悟りを開くためのご利益があるといわれ、如来の左手が示すように望むものは何でも与えてくれます。

白木・・・・木材には白木材（ひのき類）の均等で、きれいな品のある木目の材を使っています。仏像が明るく清廉なお姿をしています。

丸台座・・・・丸台座は曲線美が美しい台座で、ご本尊様の下で泥の中でも美しい花を咲かせる“蓮華”をモチーフとしています。

肌粉・・・表面に木粉を固めたご本尊様（仏像）に金粉を塗り込んで仕上げます。丁寧に丁寧に塗り込んで作るため職人技と根気のいる作業ですが、ご本尊様が迫力のある“荘厳”なお姿になります。

純金箔・・純金を和紙ではさみ、たたいて大きくのばしてまいります。薄く仕上がった純金箔を漆で固めたご本尊様に一枚いちまい丁寧に張り付けます。純金は他の金属と違い錆びたり変色することはありません。何千年も本来の金の輝きを放ちます。