大日如来・・・・大日如来は宇宙の全ての姿を現したと言われる如来様で、一切の現実世界の現象はこの如来そのものであり、さらに三世にわたって常に説法していると説かれています。また如来・菩薩はすべて大日如来から出生したと言われています。

楠・・・・・木材は「楠（クスのき）」を使用しています。楠は優しい芳香をはなち、古くから神社仏閣の建築材また仏像の彫刻材として使用されてきました。ご本尊様が荘厳に年数とともに重厚感がましてまいります。

六角ケマン付台座・・・ケマンとは寺院・仏閣の御堂の中に飾るものでした。やがてご本尊様を荘厳にするためにケマンを取り付けるようになりました。六角台座の中間にとりつけた形になりとても優雅で装飾されます。

金泥・・・金泥は、金箔に にかわを少しずつ加えながら指で時間をかけて練って作ります。こうすることで金は微細な粒子になります。金箔は光を強く反射しますが金泥を使うことで乱反射をおこし仏像をさらに荘厳にします。